レスポール・フラワーポットの話し。

今回は私がここ数年メインで使っているレスポールの話しを書きます。

カスタムショップ製のちょっとレアなレスポールで、02年製のギターが山野楽器でずっと売れ残っていて私が買ったのは07年の初めでした。
ずっと売れ残っていたのでお値段も手頃な所まで落ちて、かなりお買い得感のあるギターです。見た目はこんな感じです。

レスポールフラワーポット-2
レスポールフラワーポット-1

一応このギターはジェフベック・モデルなんですよね。
ジェフベックモデルと言うと黒いレスポールがパッと頭に浮かびますが、実はこんなのもあったんですよね。
私の持っている2冊あるジェフベックの本にも自宅のギターコレクションの中にポツンと置かれているナチュラルのレスポールのレプリカなんですよね。

ベックがこのギターを弾いている写真は今まで見た事がありません。
雑誌によるとベックが66年に入手した59年モデルとの事です。(カスタムショップのシリアルナンバーを確認すると58年モデルって事になっています・・・)

このギターの最大の特徴は、ヘッドが50年代初めのギブソンのロゴの付いたL-5のヘッドがレスポールに移植されている事です。
ギブソンのフルアコのヘッドの中の装飾がフラワーポットと呼ばれているんですよね。
そんな訳で“レスポール・フラワーポット”と呼ばれているらしいです。
雑誌によるとベックはネックごとL-5の物と交換したとありますが、写真で見る限りヘッドの折れたレスポールにL-5のヘッドを付けたんだと私は思います。
真偽の程は定かではありませんが、多分私の想像通りだと思うんですよね。

余談ですが・・・実は私、ギターの埃はボディー以外は絶対に掃除しません。昔からそうなんですよね・・・どんなギターでもヘッドは勿論ブリッジやピックアップとピックアップの間は常に埃だらけなんです。癖?と言うかヘッドがピカピカだった事は一度もありません・・・あまりピカピカだと落ち着か無いと言うか。。。だからこのギターの場合やたらと埃が目立つんですよね。

確かにレスポールにL-5のデカいヘッドはちょっと違和感を感じた事は確かです。
売れ残っていた理由も、定価も物凄く高かったらしくその値段を出すならレスポールらしいレスポールを支持する人が殆どだったと思います。

私は昔から人が持っていないタイプのギターに魅かれる性分で、楽器店で見つけてからと言うもの、いつも気になって買うまでに何度も楽器店に足を運んだんですよね。

結局は値段が落ち着いたところで買う事に決めました。決め手は色々ありますが、ネックコンディションがこれまた私のタバコサンバーストのレスポール並に良かった事でした。
指盤も素晴らしい状態でしたので買いました。

画像を見てもらうと分かりますが、トップの半分がバリバリのトラ目で半分がプレーントップ・・・と言う訳の分からない作りで、チョット珍しいトップなのでそんなところにも魅かれました。ちょっと見るとツートンカラーみたいに見えちゃうから不思議です。

買った時からペグはシャーラーが付いていました。ベック御用達のペグですが私はずっとグローバー派だったので初めてのシャーラーでした。中々シャーラーも使い勝手はいいですね。

ベックモデル・・・と言う事で買った当初はオープンタイプのピックアップが付いていました。
ちょっと音が硬いかな?と感じた音でしたので買ってすぐにピックアップを交換するつもりで買ったギターなんですよね。パワーもかなりあるピックアップです。
ところが友人のリペアマンにフレットのすり合わせと0.12までの弦を張れるようにナットの溝を広げてもらった時に、取り敢えずピックアップカバーを付けると多少音が甘くなるかもよ・・・と言われ試してみたんですよね。

結果的にはピックアップカバーを付けて正解でした。
ルックスが格段に良くなったのと、確かに硬いかな?と思っていた音もかなり納得の行く音に変りました。
フロントマイクはどんなにボリュームやトーンを絞っても音像がぼやけずに腰のある音を出してくれます。
このギターでリアマイクを使う事は殆どありませんが、リアも中々のもんです。

このギターの生鳴りはびっくりする位の鳴りです。
ネックは勿論、ボディーバックまで伝わってくる鳴りでギター全体が鳴る感じです。
アンプを通さない生音の大きさは335並だと思ってもらえば分かり易いと思います。

ヘッドが通常のレスポールよりかなり大きいので倍音もかなり出易いと先出のリペアマンが言っていました。
確かにフルアコのヘッドはかなりの大きさですからね。

肝心の音の方ですが、100% 私好みのトーンが出ます。メロウな感じのジャズトーンもいけるしフロントマイクのトーンを全開にするとアタックの効いたトーンもいけます。
ボディー内部も多分チェンバー加工されていると思いますので、エアー感と言うか拡がりのあるリッチなトーンの出るギターだと思います。

フレットは少々幅のあるフレットですり合わせをしてもらってからは、低目に弦高をセットしても腰の無くならない音が出ます。
ナット幅もかなり広めでネックもちょっと幅広な感じでコードワークも私が手が大きい方なので違和感無く出来ます。

メインでずっとこの1本で去年はやって来ました。
今では無くてはならない私の大事な1本です。

このギター自体あまり日本には入って来ていないモデルらしく、ネットでもたまに見かける程度です。
私が見たのもやはりトップがプレーンなのばかりでした。
私の半分だけトラ目を入れたのは一体何だったのか?作った人に聞いてみたい位です。

見た目・その他色々変ったレスポールですが、音は本当に満足のいく音を出してくれます。
他の人が弾くと同じ様には感じないとは思います・・・ただ私にはOne and onlyなレスポールです。

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コメント

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No title

いきなり失礼いたします。

↓こちらにそのオリジナルっぽいレスポールを弾いている68年のLive画像が数枚あります。
http://www.flickr.com/photos/grantdabassman/2058910910/in/photostream/

ヘッドはまだオリジナル状態ですが、たぶんこれでは?

Beckerさん。

レアな画像ありがとうございます。
初めて見ました!

細かく見るとベックの自宅にあるレスポールはピックアップが黒のオープンタイプなんですよね。
多分これはベックが入手当初の画像なんでしょうね。
ヘッドもまだ普通のレスポールのヘッドのようですし・・・。

しかしこの画像のギターがフラワーポットに変身した事は間違いないでしょう!
ありがとうございます。
多分この後ヘッドが折れてヘッド交換してピックアップも交換した可能性大ですね。

しかしベック・・・若いですね。

No title

こんにちは。
とても珍しいレスポールですね。
フラワーポッドのヘッドが上品さを醸し出している気がします。
僕もレアものが好きで、最近ゴダンのXTSAという全部入り仕様(ハム・シングル・エレアコ・シンセ)を買いました。
初めはゲテモノかなとも思いましたが、それぞれがそれなりに使えて楽しいです。
なんか、楽器って最初に一目惚れするか否かな気がします。これって男ならではの悪い癖でせうか?。

コケモンさん。

お久し振りです。私も少しばかり忙しくブログをサボっていました・・。

ナチュラルにL-5のヘッドは見慣れるととてもいい感じなんですよね。
お褒め頂き、有難うございます。

このギターは本当にナチュラル・トーンが抜群なんですよね。

ゴダンも中々いいギターを出していますよね。個性的な中にもトラディシュナルな作りのメーカーだと思います、いい楽器に当たった様ですね。

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