譜面と私。

ギターで仕事をする様になって常に譜面と向き合って来ました。
高校時代から譜面を読む事にはあまり苦労する事がありませんでした。クラシックの教育を受けた事も無く、妹が習っていたピアノのバイエルをギターで弾いたり、中学生時代に譜面に接していたのは音楽雑誌くらいなものでした・・・。

初見・・・と呼ばれる作業にも割とスンナリと入って行けた事がプロとして仕事をこなせた一因でした。

譜面を読んでギターを弾く事が仕事になってからは、殆ど曲を覚えたりする事が無くなってしまい未だに曲を覚える事がとても苦手になってしまいました。

曲を覚えてギターを弾いた時代は中学生から高校に入ったくらいまでで、その後はコピーする際も全て譜面に起こしていたので昔コピーした曲でもうろ覚えになってしまっている曲も沢山あります。

最も苦手なのはコード進行を覚える事で、現役当時もソロの美味しい所やキメは覚えられても曲中のコード進行はかっらきしでした。

今でも曲は全く覚えられません。ジャズで云われるところのメモリーは全く効きません。
自分の好きな曲でもメロディーすら譜面が無いとおぼつかない状態です。

一時はそんな職業病的な状態を回避しようとしましたが、もうこの年齢なので今は諦めています。
アドリブをとる際もコードネームを見ないと音が浮かんでこないのと、テンションノートが分からない状態になってしまいます。完全に諦めました・・・。

3コードのブルースでもコード譜があると安心して弾く事が出来ます。
今、何処を弾いて何のコードなのかこの先のコードが何なのかが分かると、とてもリラックスして弾く事が出来ます。

そんな状態はハッキリ言ってギタリストとしては失格だと考えてしまいます。
長年譜面だけを見てギターを弾いて来た後遺症としか思えません。

昔は譜面を見てもOKなステージが殆どでした。たまに極力譜面無しで・・・と言われるステージも経験しました。
どんなにリハを重ねても1ステージ分の曲を覚える事は出来ませんでした。

そんな時はアンチョコをあちこちにバラ撒いてステージをこなしました。
一番いい置き場所はボリュームペダル付近・・・モニターに貼り付け、それとラックやアンプの上でした。
モニターには大体曲順を貼り付けていたのでその横に見事に場所を確保した感じです。

モニターにはしっかり貼り付けないと音圧で譜面が飛んで行きます。
ラックやアンプの上はステージ上で横を向いて弾いているように見せて、チラチラ見れるので中々具合が良かったです。
足元はアンチョコだらけでちょっと困ったなんて事もありました。

自分でしか分からないアンチョコを作成して貼り付けてステージをこなしたもんです。
そう言えば昔のフォークシンガーはアコギのボディーサイドにアンチョコを貼り付けていたりしましたよね。

私の経験ではキーボードプレーヤーでもかなりの確率でアンチョコは用意していました。よく一緒に深夜のファミレスでアンチョコ作りをしたもんでした。

キーボード関係者は置き場所に困らないのがとても羨ましかったです。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

Profile

kamiyo.m

Author:kamiyo.m
千葉県千葉市在住

楽天 IKEBE & ISHIBASI Online

KriptonSpeakers

Amazon.co.jp

Buffalo Logitec

ドスパラ BTO

Sarch

Kings Soft

ブロとも申請フォーム

ISHIBASI Online

ドスパラ BTO