ポリトーン・ミニブルートの話し。

ポリトーンは70年代にどちらかと言えば、ベースアンプが先に流行ったアンプでした。

アンプの話しは何度か書きましたが、所有していたアンプは全て仕事で酷使していました。
殆どは車に積みっ放しで自宅には、アンプが無かったなんて事もしばしばでした。

ジャズ・ギターを習う時に友人がポーリトーンの小型アンプを薦めてくれました。

ポリトーンはジョージ・ベンソンがあの名盤“ブリージン”のアルバムの頃から使っていて名前だけは知っていましたし、ジョー・パスもソロライブの時などに使っていたので気になってはいました。
(ベンソンはポリトーンの中でも1番大型のタイプを使っていたと思います、ツインクラスの大きさだった筈です)

私が買ったのは、中古のミニブルートでサランネットがスポンジの様な素材で出来ていました。70年代の物でした。
値段は安かったですが、状態はかなりいい方でした。これでした。

ポリトーン

コントロール関係もシンプルでノンリバーブでトレブル・ベース・ボリュームだけだったと思います。
オール・トタンジスターのアンプで超小型のアンプなので持ち運びには最高のアンプでした・・・が、1度も自宅から持ち出す事はありませんでした。

理由は簡単で、当時私が弾いていたギタースタイルには全くマッチしないアンプでした。

まず、大きさが大きさなのでまるでパワーが無いのとハイが全然出ないというか、明るい音がしませんでした。
完璧にジャズサウンドに的を絞ったアンプだったんですね。
確かに、335でも中々のジャズトーンが出たので自宅での練習用としては活躍していました。
(練習は出来ればアンプから音を出すのが1番だと・・・私の持論ですが)

一時期はポリトーンの名前は聞かなくなりましたし、使っているギタリストも居なくなった感があります。
確かに、癖の有るトーンでフルアコ系のギターとの相性は良かったんでしょうが・・・。

ベンソンも近年はなんと“ダンプル”を使っていますし、ジヨー・パスの晩年は“フェンダー”を使用していたようです。

最近になって小型のトランジスターアンプでクリーンに的を絞ったアンプがちらほら出現していますが、70年代のポリートーンを今の技術で更にいい方向に持って行った感じがして、とても気になります。

ただ、近年のハイエンド・アンプと言われるメーカーの真空管タイプのクリーントーンも中々あなどれない音がしそうです。
私は古いタイプの人間なのかギターアンプは真空管がやっぱり1番だと思います。

どちらにしてもギターの音の7割はアンプに左右されますので、この先いいアンプがあれば衝動買いしてしまいそうです。

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