ミュージシャン時代の生活・リハーサル編

リハーサル・・・と言っても色々なパターンのリハーサルがありました。
リハ無しでライブは当然出来ない訳で、リハーサルって本当に重要な作業でした。

リハってライブよりも緊張する仕事でした。ライブはリハーサルでやった事を再現出来れば成功だったと言えるでしょう。(あくまでも演奏面に関してですが・・・ライブって中々上手く行かないんですよ何故か、何だかんだトラブルがあるんですよね)

リハで使うスタジオってそんなに沢山は無くて、限られた幾つかのスタジオでやっていた記憶があります。
一度だけ最終リハをランスルーを兼ねて都内のレコーディングスタジオで録音しながら演ったのはかなり珍しい方です。

新たにメンバーを集めてバッキングの仕事をする場合、最初のリハでは初対面のミュージシャンなんかもいてコミュニケーションをとるのに意外と大変でした。
ただ、回を重ねれば問題のある事では無かったです。

私達が使っていたスタジオって、アマチュアの方が使っていたスタジオと決定的に違うのは、広さと音響面でした。鏡張りのスタジオが殆どでした。

リハーサルの時ってかなりの音量で演奏するので、狭い部屋だと大変な事になってしまいます。
機材もある程度の機材が揃っていたので、アンプを持ち込まなくても対応出来る状態でした。
殆どのスタジオが喫茶室を備えていたので、休憩の時の飲食には不自由しませんでした。来るミュージシャンも殆どが車で来るので、スタジオのスタッフにキーを預ければ対応してもらっていました。

初回のリハはほぼ関係者全員が集まるのが通常でした。
関係者それぞれが自己紹介したり、緊迫感のある雰囲気でした。
勿論、バンドだけ先に1~2回音出しだけのリハをやる事もありました。

アレンジャーが付いている場合は間違いなくアレンジャーさんもリハに立ち会っていました。
プレーヤーがアレンジャーを兼ねている場合もかなりありました。
ライブって決してレコードの通り演奏する訳ではなくて、レコードではフェイドアウトしている曲にエンディングを付けたり、イントロや間奏を変えたり、色々な所をいじって行く訳で特にバンドの編成によって変えたりする事が多々ありました。

そんな時はアレンジャー主導で意見を出したり、当然歌手の方もこうして欲しい・・・と言う要望もあったりミュージシャン側からも結構意見を言ったもんです。
特にギターソロが絡む場面なんかは私もこうした方が弾きやすい・・・と言った事も何度かあります。(ギターソロの前に色々な仕掛けを作ってハイ!ソロです・・・みたいにする事って結構あったんですよ)

特にオープニングの長さなんかは歌手の方の登場の仕方に影響するので、結構細かい所まで作り込んだり照明の切り替えのタイミングや色々な事が絡んで来るので、アレンジに関しては事前に貰っていた譜面が役に立たなくなってしまうような事もあります。

何にしてもライブでいい演奏をする為には、リハの段階でキッチリ音を作って置かないといけないので大変でした。(ただ音を作って行く作業は楽しかったんですよ)

ある時メローな感じの16ビートの曲で、間奏はエレピだったんですがクリーントーンでギターのオブリを入れたら歌手の方が「ギターで間奏をお願い出来します・・・」と言われた様な事もあるくらい現場で色々と変化して行くんですよね。

特にギターとキーボードはコードがぶつかる事が無いようにトップを合わせたり、ベースとドラムで仕掛けを作ったりとかなり細かい部分まで突っ込んで音を作っていました。現場で格好いいと思う事はどんどんやっていました。

当時の流行では、オープニングに派手目のインストを持って来る事が多く、そんな時はギターが当然のようにディストーションをバリバリで弾くのが流行りみたいなもんでしたので、結構頑張って弾きました。

リハの時に細かく打ち合わせするのはPAの関係者とでした。ソロとバッキングの音量差やディストーションを掛けた時の音量差やアコギの拾い方などでした。
レコーディングは基本的にソロでもバッキングでも音量差をつけないのが当時の通常でしたが、やはりライブだとソロはソロでボリュームを上げないとメリハリが全く付かなくなってしまいますからね。
アコギは基本的にTCのプリアンプからラインで録ってもらっていました。一番拾い易かった方法だったと思います。

リハは基本的に午後スタートが通常でしたが、ミュージシャンって結構ルーズなタイプが多くて遅刻する人って結構日常的でした。
1時スタートのリハでも音が出るのは2時・・・なんてのは当たり前の感じでした。

リハーサルは短い時でも4時間くらい。最終リハの長丁場でも8~10時間くらいだったと思います。もちろんそれ以上だってありました。
リハーサルは集中力が必要なので、かなりの重労働でした。

ゲネプロなんてのも何度か経験しましたが、ホールできっちりライブと同じ事をやるのであまりリハーサルっていう感じはしませんでした。一度だけファンクラブの方を招待してのゲネプロなんてのもあって、余計そう感じたんでしょうね。

リハが終わってからのミュージシャン同士での食事は楽しかった想い出しかありません。

もう一度そういうリハを体験してみたいと思うくらいいい想い出です。

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