スタインバーガーと私

随分話しが飛んでしまいますが、私が現役時代最後に買ったギターはスタインバーガーです。

買ったのは確か26歳の時だったと思います。
それまで数々のギターを手にして来て、最後が何故スタインバーガーだったか自分でも不思議な感じです。

スターンバーガーと言っても、例の極端にボディーの小さいタイプでは無く、ストラトみたいなボディーにヘッドレスネックの付いたタイプの比較的とっつき易いタイプの方でした。
このギターでした。画像は拝借して来ました。

丁度その頃メインで使っていたEMG付きのストラトは絶好調だったのですが、ある時渋谷の石橋に何気なく立ち寄った時に知り合いの店長から「これどうですか?」と薦められたのがスタインバーガーでした。
その時にツインリバーブ直で試しに弾いてみたら、メインで使っているストラトよりも明らかに生音が格段に良かったんです。まず音の立ち上がりが良かったのと、フロントマイクはストラトよりも一回り太い音でした。即決でした。

Steinberger_GM4T.jpg

本当は黒が欲しかったんですが、その時は白が1本しか無くストラトも白だしまぁいいか・・・と思いその場で持ち帰りました。(当時ってそんな感じでバンバン楽器を買ちゃってたんですよね)

正直スタインバーガーってミディアムスケールなので、弾き易さは段違いでした。
ネックも当然木では無く、なんか凄い素材で出来ているのでネックの鳴りは抜群でした。
フレットや指盤の感じもメインで使っていたストラトとほぼ同じ感じだったので、すぐに馴染みました。

当然ピックアップはEMG。レイアウトはSSHでした。
ストラトの時にこだわっていた3シングルは存在しなかったので、リアのハムも納得済で買ったんですが、このリアマイクがやたらと使える音で、ディストーション系のリフやハードな感じのソロには抜群の威力を発揮してくれました。

ミディアムスケールってちょっと違和感があるかもしれませんが、後で書く事になるアレンビックを1年程使っていたので、私的にはあまり感じませんでした。
それよりもミディアムスケールゆえのテンション感や、それこそカリカリにならないリアの音はスタインバーガー独特の音でした。
逆に使いにくかったのが、フロントとミドルのハーフトーンでした。チョット使えない感じの音だったと思います、多分ピックアップの間隔がストラトより狭かったのが原因だと思うんですが・・・。
ですので、カッティングやアルペジオなんかはミドルのみで結構やっていました。それにしても音の立ち上がりや粒立ちが良くて、かなり気持ち良く弾けるギターだった事は間違いありません。

弦だけが問題でした。一応市販の弦も使えるようにはなってはいましたが、ヘッドに変なアダプターを付けないといけないので、ルックス的には凄く格好悪くなってしまいます。

私は0.10と0.09の変な組み合わせでしか当時は弾いていなかったので、スタインバーガーの時にはチョット悩みました。
2セットで6本しか弦を使わなかったという不経済な組み合わせでやっていたのに、スタインバーガーの専用弦って、当時で1セット1,600円くらいだったと思います。
さすがにそこまで不経済な事も出来ないので、専用弦の0.10をチョイスしました。
弦交換がやたらと楽なのと、いい音がする弦だったので充分に納得いきました。

やはり目玉はヘッドレスネックとトランストレムと呼ばれていたアームでしょう。
ただ、トランストレムって調整がもの凄く面倒くさくて中々使いこなせませんでした。(説明書が付いているギターって初めてでした・・・)
早い話が、和音を弾いても和音ごとポルタメントしたようなアーミングが出来るのですが、さすがに仕事ではそんな要求も無いし、普通のアームとして使っていました。

もう一つ良かった事は、夏場車内に放置して置いてもネックの心配が全くいらないのと、移動時の持ち運びが全く苦にならなかった事です。

ただ当時はやはり物珍しいのか、持っているとチョット冷やかされるなんて事もありました。
当時としては奇抜なルックスのギターだった事は確かです。

使っていたラックとの相性も良く(良くも悪くもEMGの音でした)、持ち運びが楽な事と1ステージ持っていても全く苦にならない軽さの為、随分とお世話になったギターです。

結局のところ、スタインバーガーを買ってからはストラト・テレキャス・スタインバーガー・ちょっとジャージーな感じの時に335かレスポールだけでほぼ全ての仕事をまかなう事が出来ました。
この5本だけで充分で、他のギターは全く必要性を感じませんでした。

スタインバーガーは、最後の最後まで処分するのをためらったのも事実です。。。

音楽活動を再開してから知り会った若手のギタリストが、ボディーの色こそ違え同じスタインバーガーを使っていてチョット弾かせてもらいました。
本当に昔を思い出してしまうくらい手に馴染んで、しばらく物思いにふけってしまいました。
今でも新品が売っているので、欲しくなってしまった事はいうまでもありません。

現在でも使っているギタリストがいるって事は、昔の私の選択も決して悪くは無かったと思える今日この頃です。

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コメント

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カギコメさん。

スタインバガーのスケールの件ですが、ストラトと同じではなく
やはりストラトより短いスケールだと思います。

ただ、ギブソンより短かったかどうかは定かではないです。

フレット間の長さが短くてコードを弾く際にストレスが無かったと思います。

タイトル

ストラトもスタインバーガーGMも25.5インチスケールですが、もしそれ以外の短いスケールの物があったら、是非教えていただけませんか?私の手元のスタインバーガー4本とも計ったらストラトと同じ長さでした。

小倉さん。

私が所有していたのが20数年前で、ミディアムスケール(ギブソン・スケールの意味です)だとばかり思っていました。
ヘッドの無いが為の視覚的要素や持った際のバランスから、“弾き易い=ミディアム” と覚えていたのかも知れません。
恥ずかしながら、所有して来たギターその全てにおいて、スケールを自分で計測した事はありません。ノギスを見たのは学校の中だけですた(笑)。
弾く感触や音でギターの良し悪しを判断して来た次第で、正確な数値は別の事として捉えていました。
私の友人にも、インピーダンス・・・etc など数々の数値に拘るミュージシャンも多くいましたが、私にはチンプンカンプンの世界でした。

ですので、ミディアムスケールとの記事を書きましたが、色々と調べましたが実はロングスケール(スタンダードなフェンダー・スケールの意)だったのではと思います。
お詫びの上、訂正します。
ただ、ストラト特有の2フレットでの弦当りによる軽いビビりが無かったのは、ネック及び指晩の形状の差ではないかと思います。

お持ちのスタインバーガー4本とは、かなり気に入って入るのでは・・と思います。
ミディアム・タイプは特注で何とかなるようですがトレモロの入手が困難だとの事ですので、1本をバラシて改造してみるのも手ではないでしょうか。

では失礼します。
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