EMGとストラト

EMG!いわずと知れたアクティブピックアップ。

EMG00.jpg

80年代前半、突如現れて大流行したピックアップです。
アクティブ回路は70年代後半から“アレンビック”などが採用していましたが、いまいちギターの音としては敬遠されがちな機械的な音でした。(個人差はあるでしょうが、一時所有していた私が言うんですから当たらずとも遠からず・・・と言う事で)

ルカサーがバレイアーツを使い出す前に、トトのプロモでフェンダーのストラト(サンバーストにローズネックでした)にEMGとフロイトローズのセットで弾きまくる姿を見て、自分も試してみようと興味を持ちました。

前の日記でテレキャスターの話を書きましたが、その時の工房でストラトを組んで貰いました。
ネックはテレキャスと同じくアメリカから直輸入したネックをチョイスして、ボディーはその工房の人に任せました。当然ネックはエボニー22フレット。テレキャスが黒だったのでボディーは白でお願いしました。
フロイトローズに関しては通常のスペックの物を使用しました。

問題はEMGの方でした。
アッセンブリーで売っているのは、SSHバージョンばかりでした。
やはりストラトはリア+センターのハーフトーンが一番の使い勝手のある音なので、スリーシングルのアッセンブリーを探していました。(カールトンのバレイアーツもスリーシングルだったと思います)
工房の友人が探してくれたのが、フェルナンデスで出していたストラトに付いていたアッセンブリーでした。
そのアッセンブリーは当然スリーシングルで、トーンの回路がチョット違っていてミドルのブーストが出来るタイプでした。

ミドルをいじれる回路って今で言うフェンダーのクラプトンモデルやベックモデルに使われているのと同じだと思います。

フェルナンデスの回路をそっくり移植してもらって、ストラトに付けてもらいました。
入手経路は不明でしたが、当時のフェルナンデスのゴールドのピックガードまで付いたアッセンブリーでした。

白ボディーにゴールドのピックガード・・・中々派手でいい感じでした。(私も若かったですからね)

そのストラトは私の現役時代の後半は、常に持ち歩く程気に入って使っていました。

まずフロイトローズの事から。
アーム自体をギンギンに使うようなプレイってあまりしない方でしたが、ロック調の曲でブレイク後にハーモニックスのアームダウンなんか使うと、やたらと気持ちよかったです。
又、白玉で1小節コードで弾くような時にアームダウンなんか使うと、かなりいい雰囲気を出してくれました。
最大のメリットは、何日経ってもチューニングが狂わない事。これは本当に感激しました。
ステージなんかでもほとんど最後までチューニングの狂わない方法は、フロイトローズ以外に方法は無いでしょう。

次はEMGについて。
とりあえずEMGって基本的にフラットな特性のピクアップなので、アクティブ回路で音を作る訳ですが私が一番気に入っていたのは、やはりミドルレンジをいじれる事でした。
バッキングの時にはミドルはフラットにして、ソロでミドルをブーストすると本当にストラトとは思えない太い音になりました。
エフェクト関係のノリもメチャメチャ良くて、本当に当時の先端の音だったと思っています。
ノイズの無い事も特筆すべき点でした。(ステージって照明なんかの影響でノイズ拾っちゃうんですよね)

ストラトって他のタイプでは、センターのみの音って意外と使わない人が多いですよね。
ところが、EMGの付いたストラトで私の一番好きだった音は、センターのみのクリーントーンでした。
この音ってやはりアクティブのなせる技か、他のストラトでは出せない芯のある抜けのいい音です。
ラインで録ると特にいい音しました。

スタジオの鳥山さんも同じタイプのストラトを使っているのを見た時、センターでメロを弾いていました。
私の思っていた通りの音でした。

このストラトは、今も手放して後悔しています。
行った先は私の妹がアメリカ在住を決意した時に、妹の旦那さんに餞別がわりに持たせてしまいました。

スポンサーサイト

コメント

ちょっと失礼します

イカク~チョさんの所からやってまいりました。へなちょこギターインストラクター&プレイヤーです。
私もEMG使ってます。いまも。70年代大阪にいて、とある楽器店と深い付き合いがありまして、そこでムーンのコンポーネントパーツでパドゥクの完全1枚ものでストラトのボディとネックを取り寄せ、EMG-S(フェライト磁石もの)の3シングルにプレゼンスコントロールというミドルブースターを併載して作りました。あまりに重くて『1ステージギター』と名づけて時々使っています。ほとんどの方はEMG-SAで私のようなフェライトものをお使いの方は見かけませんが(実はかなり初期のものでレアらしい)弾き比べるとSのほうがより高域の抜けがよくて(高域が出るということではありません)いわゆるヴァーサタイルです。
EMGなどのアクティヴものは一時敬遠される傾向がありましたが、音の素直なところとノイズの無さは使用者によれば絶対の強みを発揮しますよね。

コメントありがとうございます。

確かにEMGはもっと見直されていいと思います。

デビット・Tが最近使っているギターはなんと、箱物にEMGのシングルをフロントに1発です。理にかなってますよね!!
非公開コメント

Profile

kamiyo.m

Author:kamiyo.m
千葉県千葉市在住

楽天 IKEBE & ISHIBASI Online

KriptonSpeakers

Amazon.co.jp

Buffalo Logitec

ドスパラ BTO

Sarch

Kings Soft

ブロとも申請フォーム

ISHIBASI Online

ドスパラ BTO