ギタリストとリズム総集編

休符宣言してまだ日が経っていませんが、休符の記事に頂いたコメントにリズムの検索でこのブログを読んで頂いたとあって、これだけは書いておこうと思い総集編としてギタリストがリズムにどう絡むか書きます。少々独断と偏見が入り混じった記事になると思いますが、私の経験で感じたリズムに対しての考えを書きます。

リズムはよく言う”走る”とか”もたる”の事ではありません。
「そこのリズム走るよ・・・」云々なんてのは、正直なところお互い様って感じです。それを言う方も初級者レベルです。
リズムの事をグルーブと言う場合もありますが、走ったってグルーブ感のある演奏は素晴らしいの一言です。
リズムの強烈な”タワー・オブ・パワー”でさえライブ盤では個々に走ったりバンド全体で走ったりしています。しかし演奏は素晴らしいの一語に尽きます。

ギタリストは常にバンドの中ではドラムとベースの上に乗っかった形になってしまいがちですが、ギターがリズムを引っ張って行くパターンは、実はプロの現場では良くある話です。
「そこんとこギターに合わせるよ・・・」と言っいた感じで曲調によってはギターがリズムを作らなければなりません。

天性のリズム感のあるミュージシャンが居るのは本当にあります。・・・しかし極々まれです。
私なんぞは二線級のリズム感しかありません。天性のそれは持ち合わせていません。なのでどうすればリズムがグルーブするか・・・考えるしかありませんでした。
レコードを聴いたりメトロノームでジャストタイムを身に付ける何てのは、ほとんど役に立ちませんでした。なので研究しました。

まず先輩たちから言われた”一拍の裏”を考えました。
4分音符の裏は8符音符ですが、それを決めるのはなにか・・・?まず音の出だしを考えてしまいますが、私が考えたのは”音符のキリどころ”でした。
コードの一拍刻みを4小節続けるとして(簡単に弾けると思いがちですが・・・)アマチュアの多くのギタリストは音の頭はジャストに来ても音の”キリどころ”がバラつきます。結果グルーブしません。
音符はどこで音を切るかで全然聞こえ方が変わります。同じフレーズを弾いていて何が違うかと言うと、音の”キリどころ”なんです。
目一杯一拍の長さを使うのか、それとも少し手前で切るのかでグルーブ感は本当に変わります。
バンドではその”音のキリどころ”を揃えるのが一番大切です。実際の話、頭は簡単に揃えられますが、音符の長さをバンドで揃えるのは簡単には出来ません。

もう一つ大切なのが以外にも音量と言うか音の大きさです。
80年代にテクノ系からドラムマシーンが大流行しましたが、私は当初凄く機械的なリズムに違和感がありました。しかし、結果は違いました・・・・。

機械の出す正確なリズムにはグルーブ感を感じ難いかもしれませんが、ギターの音のダイナミクス
でと言うか強弱でグルーブは出せます。
例えばハイハットを同じ音量で8つ続けるとなんて事ないエイトビートですが、3つ目と7つ目に音量を上げるとグルーブして来ます。また奇数回に音量を上げればタテノリの立派なビートとして聴こえます。
あたり前ですが音量だけでもリズム感を感じせせられる、良い例だと思います。

誰もが知っているジェイ・グレイドンの名曲です。ほとんどが打ち込みで録音されていますが、グルーブしています。


次はカールトンの完璧にリズムトラックは打ち込みのこの曲です。


考えさせられます。リズムマシーンでグルーブ出来ない事はなくてギタリストの音符の強弱やキリどころでこれだけのグルーブを出せる事を。
前者は音符を目一杯の長さで使っています。・・・が逆に強弱は一定感を持たせています。
後者は音符の長さはフレーズによって違います・・・が強弱がハンパではないです。

これが私のい言いたいギタリストとリズムの全てが凝縮された演奏です。
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コメント

No title

正確なリズムのバッキングでもグルーブ出来る。なるほど、勉強になり
ます。
もっとも、自分の場合はその前にきっちりと正確なリズムが取れるよう
になることが先決です。(笑)

実は中学時代の音楽の授業でのトラウマがあったりします。ラテンの授業
で全員で演奏をするということがあり、ギロを任されました。きっちり音
を出そうという気持ちが強くて全くリズムに乗れずに参った経験がありま
す。先生になんだかずいぶん怒られた記憶があるんです。
でも、なんで怒るんですかね?いまだにその先生のことは嫌いです。(笑)

テイルピースさん

中学時代の音楽の授業での事件はまずいですね(笑)・・・。いやいや先生のほうですよ。
よくテレビでもブラスバンドやマーチングバンドの指導を面白おかしく放送するのを見ますが、コーチ役の先生の独断で指導しているのに閉口していました。
音楽的に理にかなった事を言う先生もいますが、ほとんど音楽を理解させるより先に自分の意見で全てを進める指導には、もし私が指導者なら違った教え方するのになと見ています。
テイルピースさんの先生もそんな感じだったんでしょう。しかも中学生にギロは難しですよ・・・。

私事ですがポール・マッカトニー見てきて今は放心状態です(笑)。

No title

とても参考になりました。
同じ曲のコピーをしていたのに、自分より格好良い演奏をする先輩が言った「メトロノームを躍らせろ」という言葉の意味がわかったような気がします。

音をミュートするタイミングとダイナミクス…意識すればするほどコントロールの難しさにヘコみます(泣
それを曲ごとに、というよりその時の演奏ごとにコントロールするなんて、気が遠くなりそうです…。
今まで「なんとなく気持ちいい」と感じていた曲を上記の事柄を意識して聞きなおしたいけど、練習する時間も惜しい!というどっちつかずの状況に(笑

ジェイグレイドンとカールトンの演奏も拝見しました。カールトンの演奏は、今の僕には格好いいを通り越して恐ろしいです…。
Room335のすぐ後にスティーリーダンのPegが再生されて、おもわず笑ってしまいました。

最後になってしまいましたが、お体の具合はいかがでしょうか?どうぞ、お体を労りゆっくりとご静養ください。

若輩者さん

コメントありがとうございます。返信が遅れてすみませんでした。

リズム感をどう解釈するか・・・色々考えたんですよね若い時に。
音量の違いだけでもグルーブやリズムを表現できるとか、音符の長さをどう捉えるかとか。
少しでも伝われば嬉しいですね。

カールトンは比較的リズムでどうのこうのってよりも、カールトン節的なニュアンスの方に注目して聴いて頂けると面白いと思います。打ち込みの中でのギターのアプローチは見習う部分があります。
正直なところ、カールトンよりリズムの良いギタリストは沢山います。しかしカールトン本人もそのあたりは自身でも理解しているようで、結構努力して来たみたいです。
PEGに関しては偶然繋がってしまったので、他意はないので(笑)。

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Author:kamiyo.m
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