B・C・Richと私の付き合い

前の日記でストラトが私の元から1年足らずで去って行ったと書きましたが、一番大きな理由はストラトにあった訳ではなく、ストラトを買った直ぐ後に(3ヵ月後くらいだった)B・C・Richを手に入れた事が一番の理由でした。

Richを始めて見たのは、これも又テレビの歌番組で西城秀樹のバックを吉野藤丸さんがやっていて、藤丸さんが弾いていたのがRichでした。確かその時のドラムは山木秀夫さんだったと記憶しています。

Richはスタジオミュージシャンの草分け的存在だった水谷公生さんが、かぐや姫のバックで弾いていたのを写真で見て知ってはいました。しかし現実に見たのは、藤丸さんのギターでした。

なんとも言えない強烈な印象でした。
ギブソンやフェンダーには無い新しい楽器、って感じが凄くしました。

当時Richを置いてある店はほとんど無く、置いてあったのは代理店だった湯島にある“ミュージックストア”でした(今はもう無いお店かもしれないですね)。一度訪れて弾かせてもらいました。
なんとも言えないいい感じで、本当に欲しい!と思ったもんです。
しかしです、定価が当時の値段で40万近くしたと思います。若かった私にはあきらめるしかない値段でした。

ところが、知人から六本木の“アン”で並行物が売ってるよ・・・と教えてもらいました。
“アン”って今ではミュージックスクールで有名ですが、当時はスクールとは別に並行輸入の楽器なんかも売ってたんですよ。あまり知っている人はいなかったと思います・・・。
あと意外と知られていなかったのは、河田町にフジテレビがあった頃フジテレビの隣にフジテレビ関係の楽器のリースで有名だった“サン楽器”なんてのもプロしか来ないけれど、凄くいい楽器が揃ってました。
今では考えられない値段で、58年のレスポールとか59年の335とかビンテージ物のいいやつなんかを置いてあったんですよね。
その59年の335って大村憲司さんが買ったという噂でした。

話しは脱線しましたが、“アン”で売っていたRichは並行物だった事もあり意外に安い値段で売りに出ていました。
置いてあったのも、欲しかったイーグルのコアボディーだったので2、3日悩んで買う事にしました。こちらがそれです。

BC Rich_Eagle


新しい時代の新しい楽器って事が本当の第一印象でした。
弾き易さも格別だし、出る音も何故かアメリカンな音が出ました。
やたらと色々なスィッチが付いていていろんな音が出るようになっていましたが、使える音ってそんなに多くはなくて3~4種類くらいでした。
しかしその3~4種類がやたらといい音だったんですよ。
その頃使っていたミュージックマンのアンプとはそこそこの相性でしたが、Richを手に入れて1年後くらいに買ったブギーのアンプとは抜群の相性でした。

結局何年間かは常に持ち歩くギターになっていました。
このギターでかなりの数のオーディションを受けたものです。一番印象的だったオーディションは沢田研二さんのバンドのオーディションで、審査員の井上暁之さんに「チョット弾かせて」って言われた事です。そのオーディションでの一番の収穫は、日本のボンゾと言われる鈴木二郎さんと一緒に演奏出来た事です。若かった私にとってはとてもいい経験でした。3曲くらい一緒にやらせてもらいました。最後に井上さんから「Gのブルースをやって」と言われ、20才の私は緊張して知っているブルースのフレーズを弾いた記憶があります。
結局、最終審査には残りましたが、年齢が若すぎる・・・との事で落ちました・・・。
そのオーディションで受かったメンバーが、のちのエキゾチックスになっていったんです。

そんなこんなで、いつの間にか335の出番が無くなってしまったくらいです。
手放して後悔しているギターの中の5本の指には間違いなく入ります。

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