コピーについて。

私がギターを始めた頃は今みたいにコピー譜は殆ど存在していなくて、耳コピが当たり前の時代でした。
フォークギターからギターを始めた訳ですが、フォークギターで覚えたのは殆どローコードくらいな物でエレキギターを弾くようになってコピーを始めたんだと思います。

初めてコピーした曲は当時のお決まりパターンだったパープルの“ハイウェイ・スター”か“バーン”だったと思います。
殆ど同時にコピーしていたので、どちらが先かは正確に思い出せません。
パープルの曲はかなりマイナーな曲でも殆どコピーしています。

最初は本当に適当なコピーで、何度も聞き返して違う部分を修正していっていた状態でしたが何度も聴く事でコピー慣れ出来たんだと思います。

高校1年生になってすぐ、イエスの“ラウンド・アバウト”やベックの“ジェフズ・ブギー”をかなり精度の高い完コピが出来たのもパープルを一生懸命コピーして来たお陰だったと思います。
“ラウンド・アバウト”は今までコピーした曲の中で多分一番時間を掛けていたと思います。

基本的に耳コピは得意な方だと思います。(笑)
その後も色々な曲をコピーしたりする時も比較的人よりは早かったんじゃないかな?と思います。

高校時代はベックの“ブロー・バイ・ブロー”や“ワイアード”を必死にコピーしていました。
弾ける弾けないは別として、ベックの場合勉強になったのはやはりリズム感的な事だったと今は思います。

その後はやはりカールトンとリトナーに代表されるフュージョンギタリストは完コピした曲もあれば、美味しい部分だけはしっかりコピーさせて貰いました。
コピーするとその曲が弾ける・・・って事以上に凄くギターの練習になるんだと私は思います。

違うギタリストが弾くフレーズ廻しやポジショニングって凄くギターの練習になります。

例えばリトナーの代表曲とも言える“キャプテン・フィンガーズ”なんかは本当に時間を掛けて自分のものにしました。
あまり好きな曲では無いですが、ギターの練習には持って来いでした。

コピーして自分でも本人のレコードと合わせてそっくりに弾ける曲は限られていますが、今でもそっくりに弾ける自信があるのは10曲以上はあると思います。
その内の半分近くはやはりカールトンの曲になってしまいます。
カールトンの指癖やチョーキングの癖は今でも自分から離れなくて困ってしまう事もある位です。

ギターで仕事をするようになってからはインスト物のコピーはあまりしなくて、AORと呼ばれるジャンルのボーカリストの間奏やイントロのギターソロをやたらとコピーしていました。
代表的なところで言えば、ジェイ・グレイドンやディーン・パークスや当然若い頃のルカサーの歌物のソロは随分とコピーしました。

名前を出したギタリスト以外にもカルロス・リオスやリッチー・ジトーやジョン・トロペイ・・・etc数えたらきりが無い位セッションギタリストのコピーはしました。
彼らの弾くバッキングワークも凄く勉強になった事は当然の事です。

インスト物と違って歌をどうサポートして曲に合ったソロを組み立てるのって凄く難しい事だと思います。
制約のある中で彼らは素晴らしいソロを弾いていました。
今でも実はインスト物よりは歌伴の方が本当は弾きたいと思っている位です。

私の場合単純にギターだけをコピーするのでは無くて、基本的にはコードもコピーする様にしていました。
それって凄く大事な事で、コードに対してのフレージングやポジショニングはギタリストにとって生命線に近い位の事だと思います。

海外では誰々とそっくりに弾ける・・・なんて事が出来る事は全く自慢にはならないと昔から聞く話です。
それ以上に大事なのは個性であると言われています。

ただ、パット・マルティーノにしても噂ではウェスそっくりのギターはいつでも弾けるらしいし、カールトンもジョー・パスそっくりの事は当たり前の様に弾けると聞いています。

私は随分とコピーはしましたが、自分のギターってこれ!ってのは見つからないまま現在に至っています。
この先少しでも自分らしく気持ちのいいギターが弾ける様に日々努力をして行くつもりではいますが、昔からの自分のギターから中々抜け出せないみたいな事も最近感じています。

あと5年は頑張って少しでも上達出来れば、もう少しは後悔の無いギター人生を終えられるんじゃないかと微かな望みを持っています。
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コメント

キャプテンフィンガーズ

私もこの曲は好き嫌いの判別がむずかしいラインに位置しますね。ただ演奏は凄まじい。当時彼らはLiveでスタジオ版以上の速度で演奏してました。私もその当時、いつかは弾いてみたいなと思ったものです。ソロは勿論ですが、ユニゾンのメロディとカッティングのからみが特に超絶ですよね。
今もそうですが、なんでこんな運指のメロディを作ったんだろうって思います。竹田和夫さんの「暗闇のレオ」とか...何か無理を感じますね。
ま、そう言う技巧がもてはやされた時代だったんですかね?
ちゃんと弾ける確率は低いです(^^;)

yoshiさん。

イントロのカッティングの音を取るのに随分時間がかかったのが、今では懐かしく思い出されます。

“時代の音”と言えばそれまでですが、難曲の一つでしたよね。

カールトンの“Room335”の2回目のアドリブもトンでもなく難しかったです(笑)。
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千葉県千葉市在住

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