GuitarRoom&MusicWorld 

ギターと音楽のお気楽日記

カールトンのMisty

前回の記事のフレディー・ハバードのMsity繋がりで、カールトンの弾くMistyを紹介したいと思います。
この動画のDVDは持っています。近年亡くなった名手タル・ファーロウの何かの記念企画で、カールトン・ジョンスコ・アーバンクロンビー・コリエルのギタリストが参加しています。
この曲は完コピしました。当時Mistyをこのテンポで弾いたカールトンは流石としか言えません。テーマもカールトン節が限りなく出ていますね。バレイ・アーツのストラトの歪ませた音のチョイスも凄くよいですね。
サビはタル・ファーロウがコード弾きしますが、その後のカールトンのテーマのフェイクは素晴らしいです。特にメロディーの締めのフレーズはカールトンならではのフレーズですね。

10年ほど前ですが・・・何故かオーデションで受かって(テープ審査)ディズニー・シーの音楽祭で,最終日のトリで弾きました。5曲演奏しましたがオープニングでこの曲をチョイスしました。他のメンバーはジャズ・ミュージシャンでしたのでMistyをこのアレンジでやるのに違和感を感じていたと後日談で聞きました。私は何の違和感も持たずにいました・・・(笑)。

カールトンのギターは当然として、ビリー・ハートの円熟のシンバル・レガートとジョン・パティトゥッチの極端な位の思いっ切りの前乗りのランニング・ベースのコンビネーションは凄まじいです。ベースを聴くだけでも鳥肌モンですね。
Mistyは本当に多くのミュージシャンの演奏がありますが、この演奏も私の中では上位にランクインしています。

全盛期のタル・ファーロウのギターはコピーすら困難な凄いギタリストでしたが・・・この時はさすがに年齢的に峠を越えてしまったのが残念です。
しかし参加しているミュージシャンはタル・ファーロウに尊敬と敬意を払っています。音楽そしてミュージシャン・シップとはそこに大切な何かがあるのだと思います。
当時カールトンの弾く4ビートはあまりなかったので、凄く新鮮な感じがしたのを覚えています。

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  1. 2017/11/03(金) 00:22:01|
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音楽的な美意識

今回は音楽の持つ美しさ・・・美意識について私なりの感じ方を書く事にします。

音楽は色々な側面があって・・・テクニックを全面に出す曲もあれば、乗れればOKみたいな曲もあります。当然ですが歌詞を聴かせるヴォーカル曲もあったり、本当に一言では語り尽くせないのが音楽だと思います。
当然ですが、どれも素晴らしい曲は星の数ほどあります。音楽・楽曲の数だけそれぞれが素晴らしさは在るはずなのです。

クラシックだってそうですね。バッハの様式美は分かりやすい例だし、モーツァルトの曲の躍動感のある明るさはやはり美しい音楽です。

私は昔から音楽の持つ美意識に惹かれるタイプなのです。ロックから本格的に音楽を聴き始めた頃は、美意識なんて全く理解できませんでした。音楽は美しいものです。それは年齢を重ねるにしたがって感じる様になりました。音楽を聴く耳が大人になったのだと思います。
現役時代は好きとか嫌いでギターを弾く事はなくて、仕事でしたから弾かなくてはならない曲は全力で弾いてきました・・・何の疑問も持ってはいなかったです。

ジャズを聴き始めてから少しずつですが、音楽の美意識が何となく分かる様になりました。当然ですが現役を引退してから、その感覚は加速し始めました。
ジャズのバラードには名曲と呼ばれる美しい曲が沢山あります。その中でも私は"Misty"のメロディーには美しさを感じていました。自分でもかなりの練習をした曲ですね。自分なりにコード進行を変化させてみたり、メロディーの歌い方も色々なミュージシャンの演奏からヒントを得て、自分の練習に取り入れてきました。何度弾いても飽きない曲ですね・・・好きな曲なんだと思います。

その"Misty"の中で私が一番音楽的に美意識を感じるのが、フレディー・ハバードのこの演奏です。
フレディー・ハバードと云えばハード・バッパーのイメージがありますが、この曲で彼の吹くトランペットの美しさは美意識の面で凄いと思います。
イントロの構成・使っているスケールといい、テーマのフェイクといい美意識なくしては、これだけの演奏は出来ないと思います。
晩年のマイルスもそうでいたが、目を閉じて音の出ていない休符を聴いて見て下さい・・・この曲もそうですね。バリバリに吹きまくるのではなく、どうしてここで休符が入るのか・・・それを感じてもらうと一層美しく聴こえると思います。休符も音楽の中でどんな意味があるのか考えさせられます。

単音しか出ない楽器でしか表現できない限界を完全に超越しています。ギターの単音だけで、これだけの美しさが出せるでしょうか・・・?私は無理ですね。
本当の美意識を持ち合わせているミュージシャンの美しい演奏を、先入観を持たずに聴いて欲しいです。
音楽の持つ美意識が感じられると思います。



最近この曲のコピー譜をYouTubeで見つけました。かなり精度の高い譜面ですので参考にしてみて下さい。



  1. 2017/10/31(火) 23:16:17|
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ギタリストと読譜力・初見編Ⅱ

今回はメロデイーに対しての初見に至るまでの、私なりの方法を書きたいと思います。
実際私もそうして譜面には強くなって来ましたので、参考になればと思います。

私は譜面には慣れることが一番だと書いてきました・・・ではどうすれば慣れるのか疑問に思う方も沢山いるはずです。
音楽で仕事を始めたのが、高校3年の時です。当然譜面を読んでの仕事ばかりでした。高校3年生がいかにして譜面に慣れてきたのか、私の経験をまず書く事にします。

中学の時は何から何まで好きな曲のメロデイーや、勿論ロックバンドのコピーばかりしていました。好きな日本の曲なんかは歌メロをコピーして、いい曲だなんて思って単音で弾いていました。やたらとコピーした曲の数が多いと少し前にコピーした曲を忘れてしまうのです。その時からはコピーした曲は全部譜面に書き残しました。

中学生が初めて書く譜面ですから、譜割りもいい加減だったと思います。でも譜面を自分でコピーした曲を書く事で譜面に対しての違和感みたいな物は薄れて行きました。俗に云う譜面アレルギーはなくなって行きました。

メロデイー譜を読むのが苦手な方は、自分でコピーしたり、コピーはしてないけれど弾ける曲を譜面に起こすと良いと思います。
とにかく慣れるには自分で譜面を書く事が良いと思います。譜面を書くことで、タイやスラーも自然と身に付くはずです。
譜割りにも強くなるのは間違えありません。
そして何より重要なのは弾くポジションと音符の位置関係が身に付く事が大きいです。

間違った譜面を書いたって良いと思います。とにかく自分で譜面を書く事が、譜面に慣れる最初の一歩だと思います。
小学生がやる漢字の書き取りと同じです・・・書く事によって自然と音の高い低いは読めるようになると思います。

メロ譜を書く時の注意点が一点だけあります。1小節の中は2拍単位で書く事です。プロの現場で渡される譜面の99%はこの原則が守られています。1小節を1・2拍と3・4拍で分けないと、とても読み難いい譜面になってしまいます。
例えばですが1小節の頭から1拍目が四分音符で次が2分音符そして最後が4分音符はNGです。凄く読みにくいです。ジャズやクラシックではたまに見かけますが、私個人は読みにくいです。
ポピュラー音楽やロックは基本は2拍単位で流れて行きます。ベースもスネアも2拍単位が基本です。複雑なシンコペーションなんかも2拍単位で書かれていた方が、読みやすいです。

ですから面倒でも譜面を書く時には1小節の中は2拍単位で区切る癖を付けて書いて下さい。読む方は2拍単位で先を読んでいますから・・・2拍目と3拍目が繋がってしまうフレーズも面倒でもタイで繋げて欲しいと思います。

メロデイーを読むには他にもコツがあります・・・一度に書ききれないので今回はここ迄にしようと思います。
まずは読むより先に、自分で譜面を書く事で譜面に慣れると思います。その順番で私はやって来ました・・・参考にしてみて下さい。好きな曲の歌メロを譜面に起こすのは楽だし最初はその方が良いかも知れません。

あと臨時記号に関して誤解しているプロの方もいるので、ついでに説明しておきます。(実際に結構います)
Key in C ではシャープもフラットも何も付かないですが、例えばギターの3弦5フレットのC音にシャープが付いていたら、当然半音上げた6フレットのC#を弾きますよね・・・しかし臨時記号はその音限定の指定なのです。
オクターブ上やオクターブ下のCには対応しません。勿論、1小節内での話です。臨時記号はその小節内だけの指定です。

あと譜面を書くときの注意としてGとかDとか最初から#系の曲には極力臨時記号には♭は使いません。弾いている方は混乱してしまします。当然♭系のキーの時は逆になります。
豆知識として覚えておくと、何かの時にお役に立つかと思います。

次回はもう少し詳しい話を書きたいと思います。
  1. 2017/09/07(木) 06:02:14|
  2. 音楽の話
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ギタリストと読譜力・初見編Ⅰ

過去の記事にも何度かギタリストの読譜力について書いてきました。この記事がそうです。

今回は初見の方法を私が経験した中で、どうすれば早く譜面を読んでギターで弾く事が出来るか書く事にします。
早い話がその積み重ねが初見と呼ばれる事に繋がると思います。
今回は私の考えだけで書くので、他にも有効な方法は多々あるとは思いますが、参考にして頂ければと思います。
前回の記事と重なる部分は極力省いて書くので、合わせて読んで頂くと良いと思います。

これからギターで仕事をしたいと思っている若い年代のギタリストの参考になればと思います。また譜面が苦手なギタリストのお役に立てれば幸いだと思います。

まず譜面を渡された段階で確認するのはKeyの確認です。ジャープが幾つ付いているのかフラットが幾つあるのかの確認です。
フラットが二つならキーはB♭かGmです。シャープが二つならキーはDかBmです。とにかくキーの確認が何より先に来ます。
私はシャープとフラットの数で確認する事が多かったです。数を数えるだけでどのキーか直ぐに分かる様にするのが手っ取り早いと思います。コードネームから判断するより早いです。それは間違えないと思います。

メロディーの初見に関しては後回しにします・・・まずはバッキングの初見の方法から説明します。
私はバッキングに関しては殆ど4小節単位で読んでいました。一度に4小節をいっぺんに読みました。理由は殆どの譜面は一段が4小節で書かれているからです。1小節単位で読んでいては、とてもでは無いですが間に合いません。弾いていながら4小節を読んでいました。
問題は次の段に移る時ですが、前の段が終わる時には次の段を見ていました・・・少し分かり難い説明ですが、常に先を見ながら弾いていました。
慣れるとそれほど難しくはありません・・・景色として眺める感じでした。バッキングの中の譜割りも景色として眺めていました。

バッキングは慣れると簡単だと思います。メロディーが無いのでコードネームと譜割りを景色として眺めて弾けば、そう難しく考える必要はありません。シンコペーションやブレイクも同じです。常に先を読めば直ぐに慣れると思います。
まずはコピー譜でも何でも良いですから、コードネームだけを音源に合わせて練習すれば比較的練習になると思います。

初見はとにかく慣れです。4小節を一度に見て弾くのも慣れしかありません。
バッキングは初見の入り口には最適だと思います。始めは追いつかなくて当たり前です。でも数をこなせば慣れます。
根気よく色々な曲で練習する事です・・・知っている曲は極力避けた方が良いと思います。知らない曲で練習する事をお勧めします。

メロデイーの初見に関しては次回に書く事にします・・・私も上手く考えがまとまっていないのでスミマセン・・・。
ただスタンダードで有名な”枯葉”くらいは初見で弾ける様になれば後は簡単です。次回の記事で詳しく書きたいと思います。
  1. 2017/09/04(月) 21:46:19|
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人前でギターを弾く時の心構え

私がギターを弾いて来た中で、駆け出しの頃に先輩たちから色々と教わった事は、数限りなくあります。
どんな様にギターを弾くのか?色々と教わりました。その中には・・・為になった事も沢山ありましたが、その逆もありました。
今回は私の意見も含め、当時若かった私が先輩達から教わった”人前でどんな様にギターを弾くのか”について書きたいと思います。

自分の弾くギターの音は自分に聞こえる音と、人が聴く音には差がある事をまず認識しなくてはなりません。この事が大前提にないと先に進みません。ですから人前でギターを弾くには色々なコツや、それなりの弾き方があるのです。
上手い人やプロで弾いている方はそんな事は考えもしていない方もいますが・・・それでも考えてはいなくても自然と人に聞かせる術を身に付けているのです。

人に聞かせる時にいちばん大切な事は、まず自信満々に弾く事です。私がプロで弾き始めてとにかく言われたのが・・・”ソロはとにかく自信を持って弾かないとダメだ”でした。
確かにその通りなのです。自信のない気持ちは音に確実に出ます。聞く人には確実に分かります。特に一緒に演奏しているバンドメンバーには、120%分かります。自信だけは持って弾く事で、全然違うのです。開き直りでも何でも良いです、自分がこのソロを弾いたら日本で一番だと思うくらいの気持ちで弾くのです。自信は本当に音に出ますから、その為にも練習なのです。
自信が持てるまで、練習・練習なのです。アスリートに近い心境かも知れませんね。

次に大切なのは音量です。蚊の鳴くような音で弾いては駄目です。私の経験上他のメンバーから少し”音が大きい・・・”と言われる位で弾く気でいないと、折角自信を持って弾いても効果がありませんね。上手いギタリストは音も基本デカイです。上手いドラマーが音が大きいのと同じです。音の大きさは特にソロでは効果的なのです。音量は経験で判断するしかありませんが、大きい方が小さいより良いのは間違えないです。
確実にピッキングが強い事が必須条件です。単に音量だけでは無くてピッキングの強さも大切な事です。

後はフレーズの表情付けのは、少し多い位で丁度良いです。チョーキングとビブラートそしてフレーズの切りどころ何かは大げさなくらいで良いと思います。この辺がプロとアマの大きな違いなのです。
金剛さんなんかはこの辺が抜きん出ています。参考にして頂くと良いと思います。コードで流す時も大げさなくらいアタックを強く弾く事で全然違って聴こえます。
8分のアルペジオなんかもスネアが入る2・4拍目は強く弾く事を意識すると全然違います。
聞く人にはアンサンブルの中で埋もれてしまうのがギターです。ドラムに負けないくらいのアタックで弾ける様にするのが良いと思います。

他には意外と思われますが、私が先輩たちから良く言われましたが”体でギターを弾く”でした。
チョーキングは体全体で持ち上げるくらいの気持ちででないと駄目です。一度トライしてみて下さい。体全体で弾くと全然違います。
後はカッティングも同じで腕の振りは大きく意識した方が良いです。キレが全然違います。8ビートダウンストロークもとにかく体全体で強く弾けば全然違う音になります。思った以上に大げさな位で良いと思います。

人に聞こえる音は自分に聞こえる音と違うのだと思う意識は常に気にしてギターを弾く事は、とても大切なことなのです。
その為には、練習の時にも意識するとその後のギターに大きな違いが生まれるはずです。

以上はあくまでも、私が経験した事や他の上手いギタリストを見てきて感じた事です。賛否は別れるかも知れませんが・・・一度はだまされたと思ってトライして見て下さい。

余談ですが、簡単なフレーズを難しそうに弾く事と逆に難しいフレーズを簡単そうに弾くと見ている人には上手いと思われます。
これも先輩たちから教わった事ですが、私は常に意識していますね。
  1. 2017/07/11(火) 21:37:09|
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