最近気になるギター

フジゲンのSGを手にしてから、自分の中で急に物欲が出てきてしまいました(笑)。
2月末から腰をやられてしまい、原因がMRI検査で判明してもう少し辛抱しながら通院すれば心配ないのが分かって、一安心してから仕事を休んでいる間に色々とネットでギター探しをしていてしまいました。
この年令になると昔から憧れたギターを買っても良いのかな、なんて思う様になって来ました。
今迄はスペックや音にばかりこだわって、ずっとギターを選んでいた気がします。SGを購入して分かった事は、好きなギターを納得して買うのも良いもんだなと強く思いました。
SGを眺めていると本当にそう思います。

私は過去に随分と値の張るギターを持っていたりしましたが、結局ギターって値段より気持ちよく弾きたくなるのもギター選びの大きな部分を占めてもいいと思います。
ストラト・テレキャスは若い時期に弾きすぎて、全く興味も湧きません。セミアコも何本も使って来て同様です。レスポールに関しても言わずもがなです・・・。

昔から欲しかったけれど、買った事のないファイヤーバードが真っ先に候補に上がりました。

Firebird02.jpeg

上の3本の中では恐らく黒を買うでしょうね。昔ジョニー・ウインターが濃いグリーンのファイヤーバードを使っていた写真を見て格好良かったので、黒なら同じ雰囲気にもなるのかなと思います。
それとアメリカ建国200年記念のファイヤーバードが渋谷のヤマハにあった時に見たのが黒だったからってのもあります。本当に格好良かったのを覚えています。そのモデルはゴールド・パーツでしたが黒にゴールドのパーツのファイヤーバードを見ていて、惚れ惚れしていました。

ノンリバース版もちょっと前まではカスタムショップ製だけでしたが、ギブソンUSAから驚くほどの安価で出ているんですね、こちらも候補の一本です。
P-90のスリーマイクは何だか凄く興味があるし、確実に弾き易さの面ではこちらの方が上でしょうから・・・但しポジション・マークがドットなのが若干面白くないかなと思います。
ギブソンの台形のポジション・マークが大好きなもんで困っています・・・こちらを買ったらそこを改造してしまうかもと思います。

Firebird01.jpeg

もうジャズを弾きたいからフルアコじゃなきゃとか、ハイエンドメーカーのギターだからとか関係なく好きなギターを買おうかなと思います。好きなギターは本当に眺めているだけでも満足感ありますし。
ただ2本共買うなんて許されない家庭内の金銭状況の中ではどちらかに絞るしかないし、購入するにしても少し期間を置かないと家内から許可は下りませんから、暫くは画像を見て満足するしかないですよね。
次点の候補はレスポールの57年のゴールドトップとか54年のゴールドトップって感じで、別にギブソンでなくても全然構いませんね。フジゲンの57年タイプでも凄く良い音しそうですし・・・。

アンプは昔から欲しかったデラックス・リバーブが第一候補で揺るぎないです。これだけは本当に昔から欲しかったアンプなので、出来れば直ぐにでも欲しいアンプです。
デラックス・リバーブのナチュラルなクランチは本当に”今欲しい音”なんですよね。

いい加減、煩悩から離れて行かなければ行けない歳なのに・・・ギターだけは一生駄目かもしれないと諦めています。

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お馬鹿な買い物

今年に入って復職そして千葉市から千葉市への大雪の隙を縫うように転居と、昨年までとは打って変わった生活の中でも何か新しいギターは欲しくなるもんです。

昨年の夏に購入したフジゲンのSG何ら問題なかったんですが、ギブソンのSGなんか探して見ようと思って代理店のホームページでSGを探していたらなんとフジゲン製のSGでトンデモなく良さ気なSGを発見してしまいました。

姿形は同じなんですが、木材に徹底的にこだわってフジゲンの中でも特別にストックしていたマホガニー材とローズ材を使ったとの事・・・。
とにかく私の勘がピンと来ました。絶対に良いに違いないと思いまして御茶ノ水に直行して弾いてみました。
カスタムショップ製のギブソンより明らかに良いです。弾き比べたんですから間違えなしって感じです。日本製ならではの細かい部分の作り込みも流石の1本でした。
今迄のSGはヤフオクで即効で売却(買った値段程度で売れましたが、ピックアップ代が出ませんでした)。結果・・・姿形は全く同じで材の良いフジゲンのSGが手元に来ました。
ちなみに日本製のギターでは私が買った中では、大昔に買ったナビゲーターのトロッコに次いで二番目に高額なギターとなりました。。。

とにかく良いですこのSG。音の輪郭がハッキリしていて弾いた瞬間に音が出るって感じです。
本体も異常に軽いです。私が持っていたギターの中でもこれだけ軽いギターは記憶にありません。
ミッドレンジがちょっと他のギターでは出ない感じの音です。何とも言えない良い音です。

現代的な部分はフジゲンの売りのサークル・フレットと指板がハイポジションに行けば行くほどフラットになっている事でしょうか。しかし弾き易い仕様です。
フレット自体はギブソンのミディアムサイズと同じで違和感のないサイズです。

元々が60年で製産が打ち切りになったレスポールの名を受け継いで、61年から作られたのがSGですが、レスポールの弱点や何やをギブソンが考えた末、世に出たギターな訳ですからそれなりに良い部分があります。ハイポジションの弾き易さや軽いボディーながら比較的太い音も出るのがSGの良い点だと思います。

フジゲンの良さが伝わる本当に作りの良い、そして音の良いギターを手に出来て今はSGしか弾いていません。音源は近々アップしようと思います。SG.jpg

SGヘッド

SGの音源

久々に自分の音源をアップします。私が今弾ける精一杯がこんな状態です。
SGの音をアップしたくて弾いてみました。


最近買ったTCのトライコーラス使ってます。コンプを使うか迷いましたが、結局使わないで弾きましたペダルボードは余りモンの組み合わせのセカンド・ボートです。
今剛さんのコード進行のパクリです。

ビンテージギターからハイエンドギター

エレクトリック・ギターは今から半生期以上前に作られた”ビンテージ”と呼ばれるギターです。
確かに当時の職人さんが色々と知恵を絞って端正に作られたギターで素晴らしいです。しかも今までなかったジャンルのギターを造り出す訳ですから、その情熱は並大抵ではなかったと思います。
レスポールしかりテレキャスターやストラトキャスターも、1950年台後半の物は1本3000万以上で取り引きされていました。色々な要素が絡んでいてそんなプライスになったとは思います。

エレクトリック・ギターとは言え、そのほとんどが木材で出来ていて、エレクトリック・ギターはその木材にピックアップやらの電気的回路を取り付けて出来上がっています。

この先は私個人の独断と偏見の意見で恐縮ですが、中年ギタリストの戯言として読んで頂けると感謝します。
(ビンテージ・ギターを一応50年代までと限定して話を進めます)
50年代はまだまだ自然も豊かでギターに使う木材が豊富にあって、しかも樹齢何百年を経過した良質の木材をふんだんにセレクト出来たはずです。
その材を何年間か気候の乾燥した、ウェスト・コーストのギターメーカーが作るんですから素材は文句なしに良かったはずです。

そしてピックアップも手巻きの時代でしたから、ハンドメイドだった訳です。ハンドメイドって事はイコール全く同じピックアップを作る過程で、バラつきが出て当然ですよね。
まして、気候温暖な西海岸の職人さんですから、ランチ前の仕事と帰宅目前では当然仕事ぶりに差がでても仕方ないですよね。

特にレスポールに代表されるPAFのピックアップのホビンのブラック・ホワイト・ゼブラと、一貫性のない作りを見てもお分かりになると思います。
特にレスポールは発売後は毎年改良されて、1年毎に大きく作りが違っていますよね。

以上を踏まえて考えても、その年代のギターは実は1本1本個性が違っていて、その中の何本かに偶然が加わって抜群のトーンを出すギターとして世に出たんだと思います。
当りの確率は高かったはずですが、全部が全部素晴らしいとは限らなかったと思います。
私が過去に弾いた54年のレスポールは良くなかったです。

クラプトンの有名な "ブラッキー"が良い例だと思います年代の違うメイプルネックに別のボディーを組み合わせたギターは、世界で一番有名なストラトとして認知されていました。
クラプトンの意志でそう組み合わせたのかは、分かりませんが "ブラッキー" は偶然が生んだ産物とも言えます。
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(画像はカスタムショップ製です)

ベックは54年製のレスポールのゴールド・トップを、ブラックに塗り替えピックアップをハンバッカーへ交換して、この世の物とは思えない素晴らしいサウンドを出していました。
それも偶然の生み出した事なのかも知れません。
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ギブソンもフェンダーも丁度CBSにフェンダー社が買収された頃を境に、大量生産でギターを作る事になるんですが(確か66年頃だと思います)、その辺りから様子が変わってしまいましたね。
要するに、作り手の個性が無くなって製品を均一化してしまって、逆にギターの側にも個性が無くなってしまった様に感じます。

78年頃はビンテージ・ギターとは呼んでなかったと思います。私の周辺ではオールド・ギターと呼ばれていました。
78年なら58年のレスポールが丁度20年目の年で楽器として一番鳴る時期に差し掛かって来たんでしょうね。
今では信じられない事に、58年のレスポールで100万はしなかった記憶があります。
私が進められた54年物で30万ちょっとでした。
確実に記憶している金額は60年の335が80万で値引き交渉ありだったのは間違えありません。
その335は大村憲司さんが買ったとの事でした。

ただ、さすがに2013年の現在ではその手のビンテージは、基本的に市場に出回らなくなって来ていますよね。71年のレスポール・デラックスがビンテージとして売られている・・・とか聞くと私の中ではビンテージとして認識が出来ません。

そして昨今人気のハイエンド・ギターと呼ばれるギターは、ほとんど木材の値段が価格を釣り上げている訳で、派手なキルト・トップなどのギターが主流になっています。
私には深みのないトーンのギターが多いいと思います(あくまでも主観です)。

値段に比例して音が良くなるなら無理をしてでも、高いギターを買いますが、弾き手の望むトーンを持ち合わせたギターは値段で判断は出来ないと思います。
これも主観で申しわけないですが、私のタバコサンバーストのレスポールは32万でしたが、今迄私が所有したギブソンの中ではナンバーワンです。
タバサ

私事で恐縮ですが、今回私がSGを購入した価格は55,000円ですが充分に使えるギターです。
ネック・ピッチ・フレットそして肝心のサウンド、全く問題ないです。
パーツはそれなりに交換はしましたが、素材のギターの出来が良くなければ駄目だったでしょう。

若いミュージシャンのギター選びの参考になればと思います。

SGその後のその後

フジゲン製SGは大当たりっぽくて、生音の鳴りがあんまりいいので、スタジオの個人練習を1時間やって来ました。
ギブソンの今のSGよりは確実に良いです。特筆出来るのは、多分、フジゲンはギブソンの音をあえて狙って作らなかったと思うんですが、エフェクト(コーラス系)の乗りが最高に良いです。ピックアップの交換が相乗効果を生んだのかも知れません。何しろボディーの軽さが本家のギブソンと比較になりません。
リアのクランチはちょつとしたカスタムショップ製と遜色ない感じです。フロントはさすがに高額のギターに、及ばないのは仕方ないでしょう。

そんなSGなんですが、何日か過ごしてふと見ると何か違和感があったんで、オリジナルのギターの画像を引っ張ってきたら、やはりありました違う部分が・・・。
ピックアップ・セレクターにあるトレブル・リズムのカバーが無かったんですね。
全然それまで気がつかなかったのですが、気になったら違和感が増してしまい、近所の島村楽器へパーツを買いに出かけて、即効で取り付けました。
SG.jpg

何れにしても私のゴールド・トップのレスポールよりは、良いのかなと思うくらいなので、複雑な心境です。日本製の造りの良さと技術的な底力を感じるギターですね。