驚くほど懐かしい動画 ・続々編

石川ひとみさんのライブ3連発で申し訳ないです。今回でしばらくはライブ動画は終わりにしますので見てやって下さい。
今回は1曲だけです。ツインギターのバランスが良いので書きます。24才の夏の演奏です。

イントロからいきなりのカッティングが私です。メインでずっとカッティングを担当していますが・・・やっぱりカッティングのキレとかノリとかパーンを聴いて欲しいですね。ギターのカッティングがリズムを引っ張るいい例かも知れませんね。自分で言うのもなんですが・・・。
後はアルペジオのタイミングとか・・・スライドさせたカッティングがどんな感じなのか聴いて欲しいです。
当時の私はこんな感じでバッキングのパターンを自分で作っていました・・・それは自分が弾きたいギターが曲の流れとか雰囲気とか・・・一番は歌にどうしたら合うのか考えていました。今回は良い感じのカッティングが弾けていると思います。

一番書きたかったのは前の記事で書いた白のストラト音が凄く良く分かるからです・・・私自身は映像には出て来ませんが、100%白のストラトです。音で分かりますね。キンキンせずそしてこもらず・・・抜けが良くて各弦の分離が良い音でした。
EMGらしい音ですが、アクティブ臭さは感じないと思います。とにかく普通のストラトでは出ない音で弾いています。

もう一人のギタリスト山田直毅さんも御自身のオリジナルのストラト(ワインレッド)で弾いていますが、ピックアップはシェクターでした。同じストラトでも違う音です。その辺を気にして聴いてみて下さい。私の出していた音はほとんどこの音でしたから。

二人共アンプはJC120 を2台使ってステレオで鳴らしています。

イントロのフレーズはツインのハモリです・・・キレイにフレーズを揃えられています。リズムのノリも息が合っていますね・・・フレージングを合わせるのは難しいですが、うまく合っていると思います。
歌中のオブリガードとソロも彼が弾いています・・・ソロ終わりが最後またハモリです。彼が少しだけ出遅れますがソロの後ですから仕方ないですね・・・その後は完璧に合わせて来ましたから、やっぱり上手かったですよね。

とにかくほぼ全編カッティングを自由に弾いているのが私です。歌伴のカッティングがどんなパターンでそして、フレーズ・ノリ・音をどうすれば良いのか参考になればと思います。
昔の時代の音色ですが・・・リズムの基本は変わらないはずです。曲に合わせて歌の邪魔をしないで他とのバランスに最大の注意をしていました。
アンサンブルの中でリズムの刻みをどうすれば良いのか、分かりやすい音が聴けると思います。自慢のストラトの音も良いので聴いてみて下さい。ギタリストが最大限リズムを意識して曲にマッチさせてバッキングのパーターンを作るのは、ハマれば楽しい作業です。それはレコーディングもライブも同じです。緊張感はスタジオが圧倒的にありますが、ライブはリハから音を作る込んで、人前でバンドの音を聴かせますから全然別の緊張感です。
短いですがエンディングのアルペジオのパターンから終わりのブレイクのコードの構成音とパターンは結構考えて作りましたね。

上手いヴォーカリストの後ろで数々演奏してきました・・・ひとみさんはその中でもかなり歌は上手かったと思います。コーラス抜きで一人で歌い切ってこれだけ聞かせるのですから。演奏する側も歌が上手いと気持ちは良いものですから。

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驚くほど懐かしい動画 ・続編

今回は前回の記事の続編です。連続で申し訳ないとは思いますが、バンドとしての勢いとかグルーブが良いので書く事にします。若い年代のミュージシャンの参考になれば幸いです。バンドって一つになると演奏に一体感が生まれます。それを感じてもらいたいです。

2曲連続で入っていますが、音声のみで動画ではありません。
このバンドは少し特殊な編成で、基本はドラム・ベース・キーボードなのですが曲によってアレンジャー兼バンドリーダーの山田直毅さんが、キーボードを弾いたりギターを弾いたりしています。私より年は一つか二つ上です。画面左でキーボードを弾いているのが直毅さんです。

山田直毅さんですが、石川ひとみさんとこの後ご結婚して今も幸せにしていると聞いています。彼はキャンディーズのバックバンドMMPでギターを弾いていました・・・西慎二さんとツインでやっていたギタリストです。
MMP解散後はひとみさんのアレンジやバンドをずっと面倒見てきた人です。ギターはとんでもなく上手いですね。特に凄いのはリズムの良さです。彼と一緒にやって私は本当に勉強になりましたね・・・今では感謝しています。

この動画の一曲目、二曲目とも私とツインギターで弾いています。
まず一曲目ですがミュートしたバッキングパターンは直毅さんが弾いています。やはりノリの良いギターを弾いていますね。
硬めの音でモジュレーションの掛かったギターが私です。モジュレーションはデジタル・ディレイで掛けていますね。当時はそれが流行りでしたから・・・。

お互い息が合っていてツインギターのバランスの良い演奏だと思います。二曲目もモジュレーションを掛けたアルペジオを弾いているのが私です。速いテンポの曲でしたから、アルペジオを弾くのは大変でした。
両方共、後半に短いギターソロがありますが、両方共私が弾いています。短いしその場の勢いのアドリブですが意外と良いソロ弾いていますね、自分でも驚きました。
リハの段階から打ち合わせて、どちらがどんなパターンで弾くかはアレンジャーである直毅さんが決めていました。
彼はアレンジャーとしてのセンスも良かったですからね。

今聴くと自分でもよくこれほど勢いのある曲が弾けたもんだと驚いています・・・若い時の気合みたいな物があったのだと思います。
今はこんなギターは弾けないと思います・・・若さには勝てないですね。
ましてルイードでひとみさんのライブは意外だったので、メンバーも気合が入っていました。

ギターの音が聴きやすいので参考にして頂けると嬉しいです。プロのバンドはこの程度の曲はリズムのズレは無いのが当たり前です。そして何よりバンド全体のグルーブを意識して演奏するのも当然です。
自分本位の演奏では駄目です・・・他のメンバーの音を良く聴いて演奏しないとプロのバンドでは通用しません。
今回の演奏はその点で良い見本だと思います。

当然私達のバンドより上手いバンドは沢山いました・・・しかしこの動画の演奏もライブならではの臨場感と勢いがあります。
私が24才の若い時の演奏ですが、良い出来だと思っています。


ついでですがテレビに出た時の動画もアップします・・・完璧にアテレコの演奏です。
一番右で白いストラトを弾いているのが私です。
前の記事で書いた白のストラトを弾いている動画がこれしかなかったのでついでに書きました。派手なストラトですが・・・音は抜群に良かったですね。
ひとみさんの歌も上手いですね・・・だから演奏していても楽しかったのかも知れませんね。
百恵さんのバンドは勝手な演奏はNGでした・・・決められた譜面の演奏を要求されましたが、このバンドは皆で直毅さんを中心にして話し合いをして好きな演奏が出来たのが一番の思い出かも知れません。



調子に乗ってもう一曲・・・この曲は大貫妙子さんの有名な曲のカバーです。レコーディングのアレンジが坂本龍一さんでギターは大村憲司さんでした。私は大村憲司さんの弾いていたフレーズに時折自分のフレーズを交えて弾きました。結構楽しい作業でしたね。
この曲は動画を見るとかなりの余裕で弾いていますね。ドラマーをチラチラ見てスネアのタイミングなんかを確認していました。
前半では私のコードワークが良く分かると思います。ミュートの8ビートの刻みと、アルペジオを組み合わせて弾きました。
何とも余裕のある表情で弾いてはいます・・・しかしライブではやはり音には集中していました。
こんな感じのギターも弾いていたのかと、あらためて懐かしく思います。

驚くほど懐かしい動画

昨晩・・・偶然に何とも懐かしい動画を見つけました・・・少し感動ですね。
画面右手でギターを弾いているのが、若かった時の私です。確か22才後半頃だったと思います。35年以上前ですね。
動画を見てビックリでしたね。さすがに若い時の自分の姿を見るのは恥ずかしさもあり嬉しさもあります。

随分前の記事で書いた黒のテレキャスターを弾いています。私の後ろに見えるラックマウントのエフェクターも懐かしいです。
コードを押さえている指も若かったから細いですね・・・でも良い押さえ方していますね。自分なりにコードは当たり前の押さえ方はしないで、ヴォイシングは研究していたので今自分で動画を見ても何のコードを弾いているか分からない押さえ方です。
ただ着ている服には全く記憶がありません・・・へんてこなTシャツ着てますね(笑)。

こういった場所での演奏はあまり経験がなかったので、このライブは良く覚えています・・・。
場所が場所だけに、楽器の搬入を早くしなくてはならなくて早朝に行った記憶があります。搬入も撤収も大変だった事は鮮明に覚えています。

今聴いてもバンドの音も悪くは無いですね・・・キチンとグルーブしていますしアレンジも悪くないですね。ギターの音が小さいですが、よく聴くと弾いていた本人には当時はこんな音で弾いていたなと思います。

他のバンドメンバーは長くやっていたのですが、確か私が加入してすぐの頃の演奏だと記憶しています。
このバンドに私が加入したきっかけは、ドラムとベースの方と伊藤つかささんのライブツアーで初めてお会いしたのが理由でしたね。
メンバーの中では私が一番年下のバンドでしたが、プロとしてのキャリアは私が一番長かったので不思議な関係でした。
ひとみさんですら、私より一つ年上でしたから。
この時のメンバーとは本当に気が合って仲が良かったですから、プライベートでも一緒に遊んだりしていました。
本当に懐かしいですね・・・ライブの休憩時間には皆で買い物をしました。ドラマーとベースは成城の軽音出身でした。私より二つ年上でしたね。当時の成城の軽音からは私の知り会いだった方だけでも、ミュージシャンやソロ・デビューした歌手の方まで沢山いました。ドラマーは後のパール兄弟のドラマーです。やっぱり良いドラム叩いていますね。
このメンバーでひとみさんのライブはその後何年か続けていました。





前の動画の2年後位のライブの動画です。私の髪も伸びていますね・・・この後肩までのロングヘアーにまで伸ばしたのです。
ストラトのハーフトーン丸出しの音で弾いていますね。ギターはMoonのストラトを白いピックアップ(メーカーは忘れました)に交換したギターだと思います。あまり使っていなかったギターです。
この手の歌を聴かせる時のバッキングのアルペジオは絶対に歌の邪魔になる音やフレーズは厳禁です。そこら辺はさすがに私も24才ですから、それまでの経験もあって上手く弾けていると思います(自画自賛)。
この時点でリハ・本番合わせて”まちぶせ”は200回から300回以上弾いていたはずです。他のメンバーは譜面は見ていませんが、これだけ弾いて来たにも関わらず譜面がないと弾けませんでした・・・私の譜面がないと弾けない癖は最後まで続いたのです(笑)。

ギタリストと読譜力・初見編 Ⅳ

今回は総合的な初見に関して書こうかなと思います。
現場でギタリストに渡される譜面には色々なパターンがあります。基本はメロディーがあればメロが書かれています(メロの部分にはコードネームがないのが殆どです)。

後はバッキング・パートになりますがコードネームは当然書かれています。バッキングに関しては指定されたリズムの刻みが書かれている事の方が多いですね。
レコーディングの場合はコードネームだけで、何も書かれていない事の方が多いですね・・・特に歌中はそんな事が多いです。
アンサンブルを聴きながら自分なりの刻みをする事になります。その場合はWith Feeling なんて書かれている事があります。
早い話がバッキングのパターンは自分で考えろと云う事ですね。但しブレイクや他と同じリズムを弾く時は指定されています。

私は劇伴やCMのレコーディングでは作曲家・編曲家で有名だった、神津善行さんの仕事を数多くさせて頂きましたがギターのバッキングは、ほぼコードネームしか書かれていませんでした。
一度16ビート物でレイ・パーカー・ジュニアみたいな感じのカッティングをしたら、どうやって弾いているのか聞かれました。あまりギターには詳しくなかった方だったのかも知れませんね。その曲はテイク2でOKが出ました。
その時のCMは車のCMでしたが放送を聴いたら、やたらとギターのカッティングが大きめな音で入っていて嬉しかった覚えがあります。

ちなみに当時のCM録音は15秒バージョンとか30秒バージョンとかがあって、同じ曲を2回アレンジで長さを変えて録音していました。モニターがあってCMの画像も同時に流れている事も多々ありました。本格的なレコーディングとは違って全部の楽器は同時録音でしたね。一発撮りなので後からのダビングは無いのでプレッシャーは大きかったです。ただ曲が短いので譜面に関しては1ページも埋まらないので譜面を読むのは楽でした。CMの録音は2時間が定番でしたね・・・早く終る事も多かったですが、2時間分のギャラはちゃんと貰っていました。
その後は時代流れと共にCMからヒット曲が出る様になるので、歌手の方のオリジナル曲が流れる様になってCM録音は減って行く傾向になりました。

それでは譜面を渡されたらどうするのか?戸惑いますよね・・・私も最初はそうでしたから。
まずは何は無くてもメロディーの確認からします・・・殆どがメロディーはソロ部分なので一人で弾く訳ですから、誰も助けてはくれません。なのでメロディー部分を先に確認します。何故ならバッキング・パートは最悪弾かなくても曲は進んで行きますから。

下手にバッキングのコードを間違えたり、リズムがズレるくらいなら弾かない方が他のミュージシャンには迷惑がかかりません。
なのでメロディー部分がまずは最優先です。私はそうして来ましたし、慣れるまではその方が良いと思います。

曲の中でソロパートを間違えたり、弾かないのが一番最悪なのです。曲が止まりますし、最悪怒鳴られます。
なので譜面を見たら、メロディーの確認から入りましょう・・・バッキングは後回しで良いのです。

私は高校3年でプロデビューしましたが、いきなり全部初見で弾けた訳ではありません。数ヶ月は苦労の連続でした。
すぐに慣れた方だとは思いますが、最初の苦労はハンパでは無かったですよ。
そんな私がやっって来た方法が、今回の記事に書いた初見での対応でした。

慣れてしまえばですが・・・譜面を渡されて1分も見れば対応出来る様にはなります。
現場ではリトナーの”キャプテン・フィンガーズ”みたいな譜面はまず出て来ませんから・・・落ち着いて読めば良いと思います。

一度だけ”スペイン”並のユニゾンのあるインストの譜面を渡されて初見で弾かされましたが、既に慣れていたので何とか弾けました。
そんな事はまれな事なので、歌伴に関しては慣れてさえすれば必ず初見で弾けます。

慣れるイコール・・・数をこなす事です。何度も間違えるのは誰しも同じです。怒られもします。そんな事を経験して初見で弾けるようになるのだと思います。
譜面を怖がるのが一番良くありません・・・自信を持って譜面を読むのが近道だと思いますよ。

現役時代に一つのエピソードがあります。ちょっと怖い話です。私が20才位の時です。
あるリハーサルの時でした。ベーシストが経験が浅くて、リズムは悪い・初見はミスるの連続でした・・・かなり上手いドラマーが怒ってベースアンプの電源を切ってしまいました。そんな事も私は現場で見てきました。ベーシストは途方に暮れていましたが、音は出なくても頑張って弾いていました・・・それがプロなのです。その後すぐに残念な事ですが、ベーシストは差し替えられました。

現場では弾けて当たり前・譜面は読めて当たり前・リズムは良くて当たり前だと思われます・・・当然ギターの音も良くて当たり前だと思われます。
だからこそお金を貰っているのですから。プロとしてギャラが発生するのですから、頼む方はそれが当然だと思って仕事を与えてくれる訳です。
一発のミスで次からの仕事が来なくなる世界です・・・一流ミュージシャンはやはりその辺が違いますね。売れているミュージシャンはやはりミスもまず無いし、出す音も違っていました。厳しい世界ですがプロの現場って、そんな感じでしたね。

譜面の話から横道にそれましたが・・・初見に自信が持てる様になると気持ち的に余裕が生まれるので、出て来る音も必ず良い方向へ行くと思います。
私が見てきた一流と呼ばれるミュージシャンには常に余裕が感じられましたね。そのレベルには最後まで私は追いつく事が出来なかったです。

若いけれど凄い女の子ギタリスト

カールトンのRoom335を弾いている韓国の女性ギタリスト。凄いです。
まず感心したのはチョーキングの安定感と力強さ・・・男のチョーキングでもここまで弾ける人は少ないです。
次に感心したのはピッキングです。正確なオルタネイトのピッキングはアップの時に全く力強いです。
ピッキングの位置も私の理想とするリアよりのピッキングで弾き切っています・・・私より確実に上手いです。
フレーズの表情付けも凄いです。ここまで弾くには相当の練習をして来たと思います

若いけれど女の子にここ迄弾かれたらお手上げですね。今の私はここまでのギターは弾けませんね・・・若いからこその勢いのあるギターには太刀打ち出来ないです。
最近の若いギタリストは私達の時代のギターより一歩も二歩も先に進んでいます・・・羨ましいですね。

リズム感には少しだけ不安感があるのは仕方が無いと思います・・・何しろこれだけ難しいフレーズを連発しているのですから。
今の私にはとてもでは無いですが弾けないフレーズの連発には脱帽ですね。

彼女の他の動画も見ましたが、完成度はこの動画がナンバーワンですね。
今から練習してもかなわないギタリスト・・・しかも若い女の子。どうしたもんか考えさせられます。
時代と共に若い人のテクニックが上がっているのが嬉しい限りです。

今後は音楽性を身に付ければ凄いミュージシャンになると思います。

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kamiyo.m

Author:kamiyo.m
千葉県千葉市在住

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