最近見つけた動画

私は最近仕事が忙しく、このゴールデンウィークも野暮用があったりで中々自分の時間が思うように取れなくて、ストレスが溜まってしまいます。
そんな時、ふとYouTubeで偶然見つけたこの演奏に凄く癒やされました・・・何とも柔らかな間の取り方が素晴らしいと思います。

ダッタン人の踊りはロシアの作曲家ボロディンの作品で、ロシア文学好きの私はロシア繋がりで、昔から好きな作曲家の一人でした。ロシアの音楽は当然EL&Pの影響もありますが・・・。
バブル期にギタリストの天野清継さんがCMで御本人がこの曲のアレンジを変えて弾いていたのも懐かしい話です。

私もこんなギターが弾けたら良いなと思える今日このごろです。練習しなくてはいけませんね。

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Ⅱm7-Ⅴ7 バリエーション。番外編

Ⅱm7-Ⅴ7 の進行で70年代初め頃に変化し始めた進行の代表格があります。
Key in C の時で例えると Dm7 on G - G7 又は Dm7-Dm7 on G の変化形です。このⅡm7-Ⅴ7 は特にニューミュージック系では大流行でしたね。何時からなのか私にはハッキリとは分かりませんが、70年代半ばにはこの進行がほとんどと言っていいくらいニューミュージックでは大流行でした。

この進行は恐らくですが、私の考えではボサ・ノヴァ音楽から生まれたのでは・・・と考えています。あくまでも私の考えなので、どなたか知っている方がいたら是非教えて欲しいです。

何が基準でこの変化形が生まれたのかは分かりません。解釈をすれば切りがありません。Dm7をG分のFに置き換えた様な感じもしますし、Dm7 11Thのテンション・ノートをルートに持って来たとも思うし・・・分数コードとは違う意味合いだと思いますが、少し分からない所があります。なので私は単にベース指定のコードとしてずっと解釈していました。
確かにコードのテンションの9Thの音をベース指定にするコードは数多くあるので、その流れなのかも知れません。

基本的に分数コードはコード・トーンの中の3度とか5度をルート音にするのが基本的なのです。複雑な分数コードの場合はテンションノートが多すぎて分数化することもあります。
この進行はやはり分数コードではなく単純にルート音の指定と解釈するのが分かりやすいと思います。確かにこの進行でギターがDをルートに持って来るとかなりの違和感のあるサウンドになってしまいます。

まぁとにかく流行の進行でしたので、嫌というほど弾いてきましたね。解決先がⅠ△9 なんかに解決すると本当に、これぞシティサウンドのコード進行でしたね。今の時代ではあまりこの進行は使わないのでしょうかね。時代の流れの中で流行したⅡm7-Ⅴ7 のバリエーションの一つだったと思います。

Ⅱm7-Ⅴ7 バリエーション。

今回はマイナーコードへ解決する時のⅡm7-Ⅴ7について書く事にします。
基本的にマイナーコードへ解決するときのⅡm7-Ⅴ7はメジャーコードの解決の時とは違ってきます。
Ⅱm7-Ⅴ7はⅡm7♭5-Ⅴ7♭9 と変形するのが定番の進行です。ギタリストの場合、ジャズでは色々なパターンのヴォイシングが存在していて、色々なパターンがありますが・・・問題はポップス系やフュージョン系でのカッティングの時にはジャズ系のヴォイシングが意外と合わない事が多々あるのです。

カッティングの際には基本低音弦は使わない事が多いので、ジャズ系のヴォイシングが合わなくなるのです。
私の経験ではやはりジャズ系のヴォイシングは使わずに、別のヴォイシングを研究しました。これが意外とポップス系ではマッチするのです。Ⅱm7♭5-Ⅴ7♭9の場合、半音進行する音が存在するのです。その音をトップに持って来ると違和感のないコード感になります。

Key in Cm の場合で考えてみると Ⅱm7♭5-Ⅴ7♭9 は Dm7♭5-G7♭9 となりますが、この時の半音進行部分はDm7♭5 のCと G7♭9 のB なのです。C から B への半音進行をトップに持って来るとコード感を壊す事なく自然にDm7♭5-G7♭9 から Cm へ解決するヴォイシングが成立しますので、試して見て下さい。

私は1弦か2弦にトップを持ってきて弾いていました・・・特に問題はありませんでした。極端に♭5 や♭9 を強調すると弾きにくいポジショニングになるのと、カッティング向きではないポジショニングになってしまいます。
私の経験の中ではレコーディングでもライブでも問題はありませんでしたので、比較的良いのかも知れませんね。是非試して見て下さい。

今回は”トップノートの音の流れを意識する”でした。

Ⅱm7-Ⅴ7 の落とし穴。

トニック・コードへの解決法の基本は、なにはなくてもⅡm7-Ⅴ7でしょう。
Key in C ならDm7-G7-C の流れです。この進行では何の問題もなくCへ解決出来る訳です。

ギタリストには、この当たり前の進行にも実践では落とし穴があります。
どこにあるのか、私の経験からひとつの例を書いてみます。

ギタリストはベーシストがいる編成ではベースがルートを弾くので、基本余りルートを強調したコードは、鳴らしません。
ポップス系では、特にそのへんは日常化していますからね。
しかもギタリストのバッキングでは1~4弦を中心としてコードを鳴らします。5弦や6弦でルートを鳴らすのはベースと確実に被るので、ほとんどしません。

ただどうしてもルートを外すポジションでコードを弾く時に、1点注意する点があります。
Ⅱm7-Ⅴ7 進行のⅡm7の時に7th 音は一番下へ持って来ないことです。

Key in C のDm7 の時、C音を一番下持って来ると、他のミュージシャンの耳にはDm7 ではなく、F として認識出来てしまうのです。
なのでコード進行的にはF-G7-C となって聞こえてしまうのです。
確かにDm7 とF はほとんど構成音が同じなので、ギタリストのポジショニングによってはF として聞こえてしまうのです。私もベースがルートに行くのだからと思って弾いていたら、指摘されました。

ジャズでは比較的問題はありませんが、それでもあまり良くありませんね。
ジャズの場合はベースがランニングしているので、どちらかと言えばギタリストは低音弦でルートを鳴らした方がよいかも知れません。

今回は”Ⅱm7-Ⅴ7 の時のⅡm7 で7th の音は一番下へ持って来ない”でした。

トニック・コードの特性

トニック・コードと一口に言っても色々な特性があります。
基本中の基本は曲の最初に出てくるのが、普通はトニックです。スタートのコードとして使われる事が多いのは間違いの無いことだと思います。特にポップス系はほとんどは、そんなかんじです。
ジャズのスタンダード・ナンバーでは意外と6度マイナーから始まる曲も多々ありますが・・・。有名なところでは”Fly me to the moon”です。この曲はアドリブのスタートを、勘違いしてしまうと(トニックとして)何だか違和感のある調性感になりますので、注意しましょう。

トニックの特性の中で大きいのは、次にどんなコードへも進む事が出来ると言うことです。
このことは他のコードには無い特性のひとつです。ですから曲の出だしにトニック・コードが来ることになるのです。
C→C7と進行できる事だって違和感はないのです。
同じようにポップス系の王道の進行C→A7なんてのも何の違和感も無く感じられます。
後者の場合、ペンタトニックスケール1発でアドリブを取るギタリストをよくお見かけしますが、A7の時の構成音にはC#がはいっているので、ペンタ1発で乗り切らない様にすると、アドリブの幅が広がると思いますし、コード感が聞く人に感じられるソロになるはずです。

そんなわけで今回は”トニック・コードは次にどにコードにも行くことが出来る”でした。。。